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治安の話(バス編)
このサイト、KTCで未来のエルサル隊員に紹介されるようになったそうなので、そのへんを意識したエントリをこれからポツポツ書いていこうと思います。
カテゴリ「隊員必読」(笑



まずは治安の話。隊員や隊員のご家族が一番心配しているところだと思います。
いろいろあるので、

1.バス編
2.街中編
3.住居編
4.夜遊び編?

て感じに分けて書いていく予定。
私は首都隊員なので、当然首都の治安の話になります。
まー首都が一番治安悪いんで、首都での話だけ知っときゃ十分かと。
それから、これらは全て女性隊員に向けて書いてます。
男はいいのよ。勝手にしてください(笑

エルサルバドルは人が親切な割に犯罪が多いです。はっきりいって治安悪いです。
首都では、家の外壁には有刺鉄線が張り巡らされ、窓にはすべて鉄格子がはめ込まれています。
さらに、ショットガンを持った民間の警備員がいたるところにいます。
逆に日本に帰ったら、日本の家の無防備さにビビりそうだ。

正直なところ、防ぎようのない犯罪もあります。
でも注意していれば防げるものも多いですし、もし犯罪に遭ったときに被害を最小限にとどめるようにすることもできます。

私はヘタレなのでたとえばバス強盗に遭ったりしたら、取るものもとりあえず日本に逃げ帰ってしまうかもしれません。
犯罪に遭うこと自体ももちろん嫌ですが、そんな風にネガティブな感情を持って途中退場するのは絶対に避けたい。

ということで、ヘタレな私が普段気をつけていることをここで紹介していきたいと思います。


最初はバス編。
おそらく隊員が犯罪にあう確率が一番高い場所は、バスの中です。
通勤で使う人も多いでしょうし。

まずはバスについて簡単に説明しますと、エルサルではバスは2種類あります。
普通、「バス(autobus)」といった場合、日本にもあるような大きいバスのことを指します。
前から乗って後ろから降ります。
ここでは次のミクロと区別して大バスと呼ぶことにします。

でもうひとつ、「ミクロ(micro)」というのがあり、これはフォルクスワーゲンのミニバスくらいの大きさのもの。
普通のワゴンがミクロとして走ってる場合もありますが、一般的なミクロは左側に2人がけの椅子が4個、右側は1人がけの椅子が3個だったかな。一番後ろは5人がけ。
ミクロはたいてい出入り口は1つです。

お金の払い方は、大バスの場合は乗るときに運転手さんに手渡し。ミクロはコブラドール(cobrador)という運賃を集める人に渡します。
大バスは市内20セント、ミクロ23セント。
市外に出る中距離バスは距離によって変わります。

バスにはルートによって番号がついてます。
大バスとミクロは、番号が一緒でもルートが違います。


そしてバス内での犯罪で多いのは、
・スリ
・強盗
の2つ。

スリ
スリは一時期、隊員が連続して被害に遭ったことがありました。
この国のスリは非常に手口が巧妙で、ズボンのボタンつきのポケットに入れてた財布が盗まれたり、リュックの奥底に入れてたカメラが盗まれたり。
ひどいのになると、リュックを抱えて座ってたのに、(おそらく)後ろの人が椅子の隙間から手を伸ばしてきて財布をスられた、なんてのもあるそうです。
しかも全く気づかないんだとか。この技を普通の仕事に生かせばきっと金持ちになるだろうに...。

隣に立ってる人に話しかけられて、その人のほうに意識が集中している間にスられるということもあるそうです。もちろん話しかけてくる人もグル。

スリ対策
とにかく標的にならないこと。これです。
なんでってね、一度標的にされてしまったら、たとえ「あ、なんかスられそうになってる!」と気づいても、危なくて何もできないと思うんですよ。
スリがナイフや銃を持ってるってことも十分考えられますから。
周りは助けてくれません。たとえスられてる現場を目撃しても知らんぷりです。このへんはすごく冷たい。それだけ危ないってことだと思います。
だからたとえスリだとわかっても、妙な正義感を出さないようにしましょう。

ちょっとそれましたが、じゃあ標的にならないようにするにはどうすればいいのか?
考えられるのは、
・大きなかばんを持ち歩かない(できるなら手ぶらで移動するといいです)
・立ってるときはリュックを前にしょっておく
・きっちり閉まらないカバンは使わない
・iPod聴いたり、いい腕時計したり、お金を持っていそうに見られるようなことはしない
等々。
このへんは普通に海外旅行するときに注意することと同じですね。

スられないようにするには、
・財布に鈴をつけておく
・貴重品はチェーンでベルトにつなげておく
・そもそも財布を持たない(お金はポケットに)
等々。
これも海外旅行の基本ですね。

財布を持たない、というのは結構お勧めの対策です。
って私は持ち歩いてますが、お財布や身分証はカバンを改造してスられにくいようにしてます。

バス強盗
たちが悪いのはこっちです。もー絶対遭いたくない。

そもそもバス強盗って何よって話ですが、これはナイフやピストルをもった人が乗客を脅してお金を奪うというもの。
これがすごく多くて、同僚や知り合いでやられてる人が結構います。

ひとつ実例を挙げると、これまた事務所に向かうバス内での話なんですが、住宅街のちょっと細い道に入ったところでおもむろにナイフを持った人が立ち上がり、バス内を歩き回って乗客1人1人をナイフで脅しつけてお金を奪い、大通りに出たところのバス停で降りていったそうです。

バス強盗対策
こればっかりはなかなか防げるものではありません。
ただ、バス強盗は人通りの少ない通りで起こることが多いようなので、前述のようなバスでは住宅街に入る手前で降りて、大通りのバス停で乗りなおすとか、別のバスでそのバス停の近くまで行って乗り換えるとか、っていう対策は考えられます。
実際、事件が起きた直後は私や同期はそうしてました。だって怖いんだもん...。

また、同僚や任地の知り合いなどに、どのルートが危ないかとか最近強盗があったバスはあるか、どこであったのが等々、マメに聞くといいでしょう。同じ番号のバス、同じ場所を通るバスが繰り返し襲われることがあるからです。
この辺、任地の人たちも神経をとがらせてますので、たくさん情報交換しておくといいと思います。

不幸にもバス強盗に遭ってしまったら、とにかく抵抗せずにお金を出すこと。
強盗もお金が目的なので、変なことをしなければ殺されることはあまりない...と信じたい。
こういうときのためにも、ポケットにお金を入れておくのは得策かと。もちろんいきなりポケットに手を突っ込んだら危ないですけど。

どこに座るか?
これ、結構重要です。
人によっていろいろ考えがありますが、共通していえるのは後ろは危ないということ。

バス強盗は、すべての人たちを対象とするとは限りません。
大バスの出口は後ろにありますから、必然的に後ろにいる人が狙われやすいことになります。
じゃあ一番前がいいのか?というと、強盗が入り口から入ってきていきなり運転手を襲うとか激しいことをしだしたら、巻き込まれる可能性がありますので、一概にはいえません。
# 集められた運賃は運転手の横においてある箱に入ってるので、運転手が襲われることもある。

ということで、個人的には前から3、4番目、運転手側の席が一番マシかなーと思ってます。

なぜ運転席側かというと、歩道側の席だと、窓の外からピストルつきつけられたり、石をを投げられたりすることがあるから。
あと、犯罪とは関係ないですが、右直事故(こっちは左直ですが)に遭っても運転席側なら多少安全です。

あともうひとつ重要なのは、通路側に座ること。
窓側に座ると、通路側に強盗が座ってきて脅されることがあります。
たまに座席が異様に高くて周りから全く見えないバスがあって、これは特に危険です。

実際乗ってみるとわかりますが、女性はたいてい通路側に座っています。
で、人がくるとよけて窓側に座らせます。
これ、日本じゃちょっと考えられないですよね。お前が窓側行けよと。
でもこちらでは全くおかしいことではありませんので、遠慮なくやりましょう。

ただねー、通路側は歩き回るタイプの強盗の被害に遭いやすいと思うんですよね。
でも、同僚なんかも「必ず通路側に座れ」というので、可能性としては通路側のほうが安全てことなんでしょうね。

ミクロは安全?
今までの話は全部大バスの話。ミクロでバス強盗というのはあまり聞きません。
あ、でもこの前コブラドールが殺されたって話があったな...。

まぁバスの形状からいって、ミクロより大バスのほうが強盗が多いんだろうなという気はします。
なんせミクロは出入り口が1つしかありませんから。
コブラドールもいますし、狭いから全て丸見えな上、運転が荒すぎてまともに歩くことができません(笑
ただし、隣に座ってくるタイプの強盗はいると思いますので、やっぱり通路側に座りましょうね。

それからですね、ごくごくたまにですが、コブラドールがグルになって強盗を働くなんて不届きなこともあるそうです。
コブラドールや運転手がいやな感じだったら、さっさと他のバスに乗り換えましょう。


なんだかものすごく長くなってしまいました。
てゆーかあらためて読んでみるとものすごく治安が悪い感じがしますね。
何度もいいますが私はヘタレで、かなりビビってる目でものを見てますから、余計に危ないように感じるのかも。
実際に隊員が危ない目に遭ったというのはそんなには多くないんですけどね。
# でもあることはある。

すごいどうでもいいことですが、私はこちらに来てからというもの、トイレを我慢するということがなくなりました。何でだと思います?
あのですね、バスに乗ってるときに少しでもトイレに行きたくなると、「あぁ、今強盗に遭ったら私絶対漏らしちゃう」って思うからなんです(笑
もうね、強盗に遭った上に漏らしちゃったりしたら目も当てられない。

ってそんな風に考えてしまうくらい、バスでの犯罪は首都隊員にとって身近なものなんです。
もしこの国に住むことになったら、まず車を買って二度とバスは乗らないと思います。
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隊員必読 | 2006-06-11(Sun) 12:51:11
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